学園に天国 ｂｙ空一

はい。
今日天国を見た空一です。
こんな蒸し暑い日。
の最終授業。
プールだよ！
全員集合！
やべえ！今まで寒い日にしかプールって入らなかった記憶があるけど！
そうか、そうか。
プールってこんなに皆の顔が輝いてるものだっけ！
まあ、明日もあるのですが。（一日で水着を乾かす技術）

アロニロは、きっとこんな日でも入らない。
理由：前言ったように泳ぎ方が微妙だから人前で泳ぎたくない。
（屋外は無理。誇りをかけても無理。）
いっその事、海燕に教えてもらいたい。
屋内プールの中。
「もうちょい足をがっとやって、びゅーんみたいな。」
意味わかんない。何？それ。
「だから、泳ぐから見てろよ。」
すいーすぃー・・・
「自慢か。貴様。」
「分かっただろ！」
分からないって。
「ほらーまたジタンバタンしてるぞ！」
「出来るか！馬鹿！がはっ！」
水が気管支に入った？！（※気管支には入りません）
「ごほっ！ごほっ!」
「大丈夫か！」
「大丈夫なわけあるか！げほっ！げほ！」
小声で一言。
「なんか、自分の顔で苦しまれてるってすんげえ複雑だな。」
「聞こえたぞ！おいっ！」
その他にも皆とのスキンシップの仕方とか習います。
「な・・・何をする！海燕・・・！」
「大人のスキンシップだよ。」
って事はしません。
「ちょっとした気の利いた言葉ってやっぱ言われるといい気分だよな」
「か・・・海燕、この虚の肉・・・いるか？」
「あー・・・腹減ってねえからいいや。」
何回やっても上達しないアロニロ。
ついに投げ出す。
「いいよ！一部の人と仲良くするからよ！」
「おいっ！投げ出すなよ！」
「海燕とは、仲良くし・・・してやる。」
「してやるとか言うなってこの前言っただろうが。」
「・・・仲良くするからな。」
海燕のアロニロのための教室、
成功率が少ないのが特徴。