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「うわぁい。きょうは鰤の新刊だなぁ。
41巻?うわぁ、かっこいーやみーだぁなぁ。」
「ガッハッハッ!そうだろ!かっこいいだろ!」
「ヤミー。空気読んでくれよ。アーロニーロが落ち込んでるだろ。」
今日は金曜日。金曜といえばなぜかカレー。
ということでカレーを食べながら三人は話していた。
ピンク色の髪に白い眼鏡をかけた青年と、
茶色の肌をした巨漢の男。
そしてフリルの服をした黒い髪の、しょげた少年。
「いーよなぁ。皆カラーでびゅー?良い御身分だよなぁ。」
「君と、同じ十刃だから関係ないよ。」
「じゃねぇと、アヨン表紙の巻が意味分かんないねえだろうが。」
「おい、ヤミー!そういうことを言わないでくれないかい。
…ほら、アーロニーロも落ち込まないで…」
「ザエルアポロ、カラー二回もやった上の、31巻だよな。」
アーロニーロは完全に顔を伏せてしまった。
滝のように赤い涙が溢れる。
小声でヤミーは俺より下だと思ったのにー
と何回も言っているのが聞こえる。
完全に拗ねている。
「いや、俺0番だし。てめぇが、最弱だしよぉ。」
「あーあー下級大虚なりに頑張ったのになーなー。」
「十刃として頑張れよ。」
「なっ…!てめぇ!」
ばんっと机を叩きだし、
立ち上がるアーロニーロは言うならば荒ぶる鷹であった。
「ヤミー!てめぇ第一期十刃としつやった俺の頑張りの否定か!んぁ!この野郎!てめえはいつも!@#〇◎!」
「言葉になってないよ!落ち着いてくれ。アーロニーロ!」
そう言うと、席に座り、また机に伏した。
やはり、滝のように涙が流れるが、もう隠す必要はないかのように
大の大人がくそ!と何回も叫びながら泣いている。
きいっと扉が開く音がした。それと共に靴音が聞こえる。
「廊下からも聞こえたぞ。アーロニーロ。大丈夫かよ。」
黒い髪を持った、#1。スタークだった。
「おぅおう!なんだよ!活躍目覚ましいスターク様じゃねぇか!人気急上昇中なんだろ!#1様よぉ!」
「…なんか、めっちゃ絡み酒なんだけどよ…」
「さっきから、麦酒を次々と開けてるから。」
「なんだよ?お前さぁ、◎#&って言葉?ちょうかっちょーい。◎&◎◎+□△△でさぁ…うっ、ぐう!オレだって、オレだって!」
「まあな。アーロニーロ。」
「いいよなぁ。きっと上三人?どうせ表紙だろ?何?42、43、44巻ですか?いーよなぁ!」
もう、スタークの口は閉じていた。
流石、その時の状況を瞬時に考えれるとは。
絶対にこの状態。何も言わないのが、得策である。
そうしたら、思ったとおり、また机に伏した。
「ううっ。オレも…カラーデビューしたいんだよ。」
「…。そうか。元気だせよ。」
「…。」
場の空気。固まりましたが?
「アーロニーロ・アルルエリ。
職業:第一期からの十刃
経歴:三万三千六百五十程度の虚を喰らいました。
好きなものは、モノクロ。
嫌いなものは、カラーで出た奴と今輝いている奴です。」
「アーロニーロ!」
「いいだろ。何で破面なのにカラーな訳だ。破面は何時でもモノクロが基本だろ。」
「君の、液体…何でもないよ。」
空気固まらせた!
ピンクの色の液体たぷんとゆれる。
「…。イイヨ。別ニ。モノクロハ、モノクロト群レルヨ。」
「ゾマリならなってないだろ。あいつも、オレと同じ一巻で終わってしまった身だからな。」
卑屈になってます。
カレー持って退出しようとしてます。
そして、ヤミーが笑い転げてます。
「ああっ!本当だぜ!カラーデビューしてないのお前だけだ!」
「…へっ。」
「ほら、ここ!」
「…。」
34巻参照。カラーに昔はなっていたよ。
「…。皆、皆!大嫌いだ!!馬鹿!」
「アーロニーロ!」



はい。
新刊は明日読みます。
うん。アロニロ、カラーデビューするといいね。
して欲しいなぁ。

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