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はい
DVD鑑賞しながら日本史の勉強。
失敗した空一です。
いやぁ、
見事に失敗です。
駄目だよ。某国を流しっぱなしは。
一時期、アロニロの回を流しっぱなしはありました。
その時の進み具合はまずまずだった気が。


今日は、ちなみに、
勉強もしてはしましたが。
気が付くと。
海燕殿がいました。
それも、幼い。
気が付いたら、
都殿もいました。
それも、幼い。
というわけで、
久しぶりに、
一家の出動です。




長いです。めちゃ長いです。



「第九の呪い、受けろ!」
それはある晴れた日常に、
「ちょっと待て!俺は…!」
「アーロ待ッテ!」
「なにしてんじゃい!」
「あら、海燕どうしたの?」
「都!!」
少しの狂いが生じた日のこと。
直線上に固まった光が夫妻にあたると煙を巻き上げて包み込んだ。
「げはっ!」
「こほっ…。う…」
「大丈夫?怪我ハ…」
「これは…なにかの。」
「たまには、こんなのもいいだろう。」
アーロが放った光。きっと他の虚の技なのだろうが、
その煙が消えて、自分の姿を確認出来るようになった海燕。
しかし、其処には驚愕するような現実があった。
「…あれ…おい。手が小さい?地面が近い?」
「貴方、小さくなってるわ。」
「…都!?お前…子供になってる!」
「えっ!」
夫妻は、子供になっていました。
そしてさらに上のほうから声がします。
いつもの小さい彼らは何処へ行ったのか。
スラリと高い男性が三人。
「…ふう。今回は、オレ達が大人だ。」
「おいっ!」
「久しぶりだのう!この高さは!」
「身が危ない気が…」
「身の保障はしてやる。けして喰ってやろうなど思わないから安心しろ。最近はちゃんと法律がしっかりしているから、子供にそういうことはやらない。」
アーロさん。そういうことはオブラートに包んで言ってください。
反対に身の危険を感じます。
「ナンカ…僕ラ子供ガ出来タミタイ。」
ニーロさんも、オブラートに包んでください。
アーロに衝撃が走ってます。
「…そう、だな。」
「アーロガ此処ノ主デ、僕ガ嫁サン?」
「嫁さんって…」
「メタ…メタハ…」
「家政婦。」
「か…家政、婦?!なにかの!その意味の分からん役職は!」
「…ニーロのほうが飯は上手いし、裁縫はオレがやるから、洗濯・掃除だけやればいい。」
「さりげなく此処の設定を食い込ませるな!そして、それは家政婦じゃなくてただのお手伝…」
「早くやるぞ。」
※ちなみに、
此処ではアーロは裁縫が趣味。ニーロは料理が趣味です。
一人でも出来ること。ばんざーい!※
「都、海燕!遊ボーウ!」
「ちょっと…私達別に意識は大人のまま…」
「エー、遊ボウヨー。」
「まあ、子供のうちは子供のことをしようぜ。」
「…貴方が言うなら付き合ってあげます。」
「ジャア、アッチノ草原デ、オ花摘モウ!」
そんな風に言うと二人を抱えて、ニーロは草原に行ってしまった。
「しかし、ニーロが、一番幼い気が…。」
「当たり前じゃい。」
「家政婦風情が口の聞き方がなってないな。調教して…」
「お前が大人になって一番害ある人間じゃい。」
「としようとしたが、オレは今服を作るのに忙しいんだ。」
「奇遇じゃな。儂も服を洗うのに忙しい。さっきから稚児の服ばかり作っておるやからと話している暇などないわ。」
さっきから、
燕尾服に蝶ネクタイ。シルクハットを作ったり、
フリルが豪勢に使われた中世のヨーロッパのようなドレスを作ったりしている男はいつもよりも幸せそうな顔であった。
余程、ニーロを嫁に貰ったのが嬉しかったのだろう。
いつもの無愛想な雰囲気がまるでない。
「…よし、帰ってきたらコレを二人にやろう。」
「…。また洗濯物が増えるのう…」
「タダイマー!」
「おう、帰ってきよったか。」
「そのようだな。」
玄関から駆けてくる音がする。
そして、すぐさま此処まで来た。
やはり幸せそうなのは、ニーロであった。
二人は息が上がってる。振り回されたのだろう。
大きな子供に振り回される小さな子供だ。
「ホラ、都、海燕。」
「メタスタシア。貴方にしょうがなくあげるわ。」
「…なんじゃ。花の冠か。懐かしいのう。」
「ほらよ。アーロ。ニロがやれって。」
「…ん?確かに、懐かしい…」
「二人トモ喜ンダ?」
「…儂には似合わんが。まあ貰ってやろう。」
「…。都、海燕。少しこっちに来い。」
首をかしげながらも二人はアロについていった。
ニーロはいつものように微笑み、正に家族のようだった。
「…。似合うな。流石はオレだ。」
「ちょっと!これ、恥ずかしいわ!」
「へえ、これ西洋の文化だな。都も似合ってるぞ。」
「茶化さないの。」
「海燕。さっきのだ。」
小さいその体には不釣合いな大きい花の冠が、
また海燕に返された。
「…なんだ、いらねえってことか?」
「違う。オレが持つものではないからだ。」
「はあ…?オレは。」
「冠は、姫にやるものだ。」
頬も、耳までも都は真っ赤に染めた。
恥ずかしさのあまりに倒れそうだったのを必死にこらえるかのように。
「…そうだな。都。」
「貴方…毎回そういう恥ずかしいのはやめてって言ったでしょう?」
「でも、いつも喜んでくれるだろ?」
「…。」
「ほら、花の冠。」
純白のドレスを身にまとう姫君に、
燕尾服の貴公子からプレゼント。
それは、貴女以上に会う人はいない。
「やっぱり、お前が一番、似合うな。」
「…もうっ!」
何時までも、
いい夫婦でありたいと、
子供の我らが今思う。
貴方にあえて、良かったなんて、
私が言えるようになるのは何時かしら。





はい。
まさかの夫妻エンド。
でも、夫妻好きだよ。
でも、十一月二十二日にやりたかったなぁ。
思い浮かんだのが今日だから悪い。
続くのかな…?
続かない気がします。
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