そんな！無茶だ！

はい。
最近、通学路の途中にある燕の巣を見ている空一です。
みつけましたぜ☆ミ
四羽いた。もう顔が出ている大きさ。
親の三分の一ぐらいの大きさです。
毎回見ると一番左端にいる子が落ちそうです。
「うわっ！危ないわ！貴様！」
「知るか、オレの場所が狭いのが悪い。」
「アッ！来タヨ！欲シイ！僕ニ！・・・何、持ッテナイ？・・・」
みたいな。
燕一家。親燕が来た瞬間だけ鳴く燕たち。
・・・再び餌を取りにいく瞬間。
背を向けたらぴたりと止まるのが、すんごく現実。
そうか、餌ないからか。
なんか、名残惜しさの欠片もないって感じ。
「じゃあな。また俺は取りに行ってくるから。」
「行ッテラッシャイ。」
「早く行けばよかろう。」
「餌がないなら来るな。馬鹿なやつめ。」
「・・・。」
飛び立つ親鳥（父）。
そして、戻る親鳥（母）
「ほら、餌よ。」
「ワアア！都大好キ！僕欲シイナァ！」
「はい。」
そんな感じが漂う巣。
あの子燕たちは現実を見ている気がする。

はい。
このネタ行きます。


「貴方だけに～」
「いや、もうちょっと下だね。海燕君は。」
暗い部屋に一つの照明。
机の上に黒いデスクパソコン。
その黒はガラスのように反射し、持ち主の顔を照らす。
持ち主は懐かしい黒いめがねをかける。
パソコンの前で戦う男、
名を藍染という。
「もっと、華やかで、もっと可憐に・・・」
「愛してま～すよ～」
「違う！なんて音程だ！これは！」
先週ぐらいに発売したソフト『初音　海燕』。
誰もアーロニーロが作ったとは知らないそれは、
『この中には、海燕がいるようｄ・・ゴホッ！こんな時に！』
という人までいるほどの再現率だった。
しかし、実際は上手くいかずに敗退するものもいた厳しい世界である。
「なんや、藍染はんもはまっとんの？」
「ギン！」
「生・初音海燕がうちにはおりますけど？」
「アーロニーロかい。最近、たまに私を冷ややかな目で見るんだよ。彼は。」
落ち込む藍染を見て、ギンはくすくすと笑った。
きっと、答えを知っていた＝確信犯である。
分からないものがあるとき。
昔までは「あ・・・藍染様！あああ！えっと、それは、～です！」
とか言ってくれただが、
最近では「はっ？今ザエルアポロと楽しんでるから。少しはググレ、カス。」
と言ってくる。
全てはあの戦いのときに紅茶を飲んでいて助けなかったからなのだが。
そう、あのときに私のアーロニーロルートは消滅した。
「だから、まあ初音海燕で晴らすわけですか。」
「そうだよ。だけど、上手くいかなくて・・・」
「達人がおるやん。」
「誰だい！」
「アーロニーロ。」
また、冷蔵庫のような冷たい目で、
ググレ、カス。と言われたら立ち直れない。
「ちなみにな。」
「ん？」
「今、初音海燕で有名な曲の『お前に心植えてやんよ』あるやん。」
あー。あの電波曲。
一回聞くだけで口ずさむようになるという恐怖の曲。
あの曲のせいで考えごとが出来ない人続出。
頭の中で三日三晩回り続けるあの曲。
「あれ、アーロニーロの調教やから。」
「・・・本当に調教したのかい？」
「『えっ、オレの声使ったら意味っすよ。対等な投稿をしようじゃないか！みたいな。あはっははは。』ってゆうてました。」
・・・少し私でもイラッときたよ。
「まあ、頑張ってください。無駄な足掻きですけど。」
「酷い！」
「ちなみに、負けませんで。」
ギンも、やっている・・・だと・・・！
こうして、更なる戦火が巻き起こる。
白Ｐの『海燕殿の歌』
若布大使の『桜』
実験Ｐの『海燕の実験教室』
白Ｐ（２）の『明かり』
などが来たが、一向に敗れない蛸Ｐの『お前に心植えてやんよ』
熱狂的なファンが離れず、
また電波なのに歌詞が良いということで友達に聞くように言うものもいた。
この曲に勝てるものはいるのか、藍染は海燕の曲を完成できるのか。
アーロニーロの正体はばれるのか！そしてギンは・・・！




はい。
何？！続くのか！こいつ！
はい。分かりません。
初音海燕。
お前のこと海燕にしてあげる！です。
きっと、あの服を着るんですね。
ミニスカですが、気にしない。
朽木のルキアさんが「海燕殿がこんな服！生足生足！脇！脇！くわあ！」
とか言ってます。おっさんか。
脱落者の中にはザポもいます。
無理、こういうの向かない。
というか、君がいるし。
アロニロ有頂天です。
ふああ！今度の曲はもっと甘い曲に・・・！
とか妄想します。
初音海燕。
ちなみに、私の中ではアロニロは鏡音姉弟。
でも、服は兄妹がいいです。
レンがアーロ。リンがニーロ。
リンはあの耳（＝リボン）が可愛い。