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毎日なにかあるといいと思っている人のブログ。
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はい。
めちゃ怖い数学の先生の愛称が「山じい」だったことを今日はじめて知った空一です。
どちらにしろ、特技は「処刑宣告」です。
山じい=処刑せよのイメージが強いです。
うん、なんかいつも言っている気がする。
気がするだけだけど。
うん。でも、すぐに処刑はあかんと思うんだ。
もっと考えようって。すぐに処刑は怖いって!

はい。
昨日の話の「ラッキーデーは通用したか」ということ。
日本史が返ってきてないのですが。
古文は平均の10点上。
おおっ!
暴挙暴挙!
いつも、平均より10点下なのに・・・!
頑張ったな!ラッキーデー(おいっ

・・・でも、日本史でコレは\(^0^)/のフラグ。
オワター。

昨日は本当に申し訳ないです。
白哉と京楽さんの名前が間違っていました。
うわあ!やっちゃった!
ごめんなさい。
もっと次からは見直しを徹底しますので、
これからもよろしくお願いします。

はい。
さて、今回はまたあの学園です。



「ザエルアポロさん。これはやばいっスよ。また研究発表が失敗するかも知れません。」
「分かってるよ!あー五月蝿いな!僕だって分かってやっているんだよ!」
放課後の化学実験室。
怪しげに泡の音が響く部屋には二人の影があった。
他の部員は今いない。
部長と先生の二人。
普通ならばこれ以上にないほどの、
いい雰囲気なのだが今はそうも言えない。
「貴方、やっぱり今週の土曜に休んで来なかったのが失敗でしたね。このままでは研究発表日当日に原稿が出来る計算になります。」
「五月蝿いと言っているだろ!あー僕だって分かっているよ。もっと時間があればこんなの・・・!」
「時間のせいにしちゃあ駄目っスよ。たとえ多くても来ないでしょ。」
「五月蝿い!もう黙ってくれ!」
先生にそんな口聞いちゃうんですかー。と言っているところに
ドアが開く。
こんな時に来るのは。
「あっ!ザエルアポロー。料理研で作ってきたんだけど。サンドウィッチいるか?それともローストビーフがいいか?」
アーロニーロだ。
フリルを惜しみもなくつけたシルクのエプロンをつけている。
「あーじゃあ、あたしはその新作のサンドウィッチが良いっス。」
「えー、新作のサンドウィッチはザエルアポロ用なんだけどよぉ、こっちの旧作の方か、この肉の代わりに豆腐で作ったローストビーフにしてくれね?」
「嫌っスよ。それはビーフっていいませんから。」
アーロニーロはザエルアポロのほうを向くが。
相手はこちらを向く様子もない。
反応もない。突っ込みもない。
聞いていないのだろうか。
確かに研究発表は明日。
急ぐのも分かるが。
「・・・つまんねぇな。」
「かまってくれたって良いですよねぇ。どうせ明日までかかるでしょうし。」
「五月蝿い!出てけ!僕に構うな!」
ギッときつく睨む。
その目はまるで虎。
鋭い眼光で睨まれれば出て行くほかはない。
「・・・分かったよ。此処にサンドウィッチ置いていくから・・・」
そう言って、
アーロニーロは出て行った。
ピリリとした空気は居心地が悪く空気が重い。
「じゃあ、あたしは職員室に戻りますので。頑張ってくださいね。」
また一人出て行き、
ザエルアポロだけが残った。
ポツンと一人だけの部屋。
そこに置かれた、サンドウィッチの皿。
その下に、なにやら手紙があった。
「・・・『明日は、見に行くから頑張れよ!』・・・か。何プレッシャーかけてるんだよ。」
サンドウィッチは卵サンド。
昨日確か、中身は何が良いかと聞かれて、卵がいいと言った気がする。
・・・新作でも何でもない。
僕が好きだって言った卵サンドだよ。
「・・・頑張ろう。」
明日は、
僕が君のために頑張「このサンドウィッチおいしいですねえ。この前の卵サンドの新作ですか?」

・・・?
へっ?


なんてさっき言った?
「あれっ?それザエルアポロ用っすよ。何盗ってんすか?あの嘘本気にしないでください。」
「盗ったん訳じゃあないっスよ。こっちの方がおいしそうだから入れ替えたんです。」
「返せ!僕のサンドウィッチ返せ!」
外から声は、廊下にいた。
職員室でもなく調理室でもなく廊下にいた。
「ザエルアポロさん、最後の一口欲しいですか?」
「当たり前だろ。」
「はい、あーん」
口を開ける。
細心の注意を払って開ける。
何か別のものが入れられたらよけれるように。
よし、何もない。
「・・・何もない。具もないじゃないか!」
「あれぇ、最後の一口は具なしでしたか。あははっ。」
「笑い事じゃないだろ!僕に謝れ!謝罪しろ!」
「ザエルアポロ。明日作るから。」
「二日連続は嫌だと分からないか!カス!」
僕の大好きなサンドウィッチ。
でも、もしかしたら君は、
「・・・ザエルアポロ。やっぱりおいしいか?」
「・・・うん。」
僕の好きなもの覚えてくれていたのかな。
君に最初に作ってもらったサンドウィッチの味は今でも覚えている。
あの時もおいしかったけど、
今はもっとおいしく感じる。
「そっか、なら作ったかいがあるぜ。」
きっと、それは
君が僕のことを好きで
僕が君のことを好きだから。



はい。
浦原さんです。
なんだかんだで、
マユリ様と仲良しになれる浦原さんだから、
ザポロと仲良しになるなんて
カップラーメンを作るのと同じぐらい簡単だと思うんだ。
天才技術者と若手科学者(+α)による化学部。
研究内容が難解のため部員が早めの下校。
二人きりだよ。なのにドキドキしないんだ。
なんでかな。気付いたの。
そんな暇がないだけだって。
アロニロはよく来る。
料理研の活動日=化学部の活動日=化学部に毎回来る輩。
軽食と高級を必ず作るアロニロ。
浦原さんも食べる。
たまに持ち帰る。
「ああっ、これ晩御飯に食べますねー。」
みたいな。
ザポロがカリカリしているとアロニロと浦原さんが長々と話している。
なんだ、コイツこのやろう。
そして、後にザポロとアロニロが意識せずにいちゃつく。
とくに気にしないのが、大人です。



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